日本で最初の乳がん術前術後のフィットネス

日本で最初の乳がん術前術後のフィットネス

NPO法人リ・ヴィッドの乳がんエクササイズ(乳がん術前術後のフィットネス)は、
1997年に初めて、堀泰祐、沢井清司らの乳腺専門医の下、
健康運動指導士である野町茂子、鴇田佳津子が考案したものです。
その後、鴇田が、長い時間をかけて講演を繰り返すことにより、その内容を全国の多くの方に紹介すると共に、
日本乳癌学会近畿地方会(2004年12月)においても講演をし、医療関係者にも広く認知されました。

鴇田は、乳がん患者さんのためには、
身体的・精神的・社会的な生活の質の向上を目指し、<頑張らない。でも、あきらめない>の精神を伝えました。
また、運動指導者には、乳がん検診の大切さ、早期発見、早期治療の啓発をはじめ、
女性のライフサイクルのすべてを見つめた講演活動をおこなってきました。

フィットネスは、健康維持のために行う、安全で効果的な運動です。
身体を動かし、精神を安定させることは、がんの予防につながるとも考えられます。
しかし、野町、鴇田はどんなに気をつけて運動を続けていても、
がんを100%予防できるわけではないということを知っていました。

リ・ヴィッドエクササイズでは、この二人の遺志を継ぎ、フットネスを通して、乳がん患者さんに寄り添い、
そして希望の中で幸せをつかんでくださるよう支援していきます。
そして、乳がんの知識を持ち合わせ、乳がん術前術後の運動指導ができるスペシャリストの養成を目指し活動していきます。
医療従事者や専門知識をもったスペシャリストが立ち上げたNPO法人リ・ヴィッドだからこそ、
術前術後の患者さんに寄り添った運動指導士の育成ができるのだと思っています。

NPO法人リ・ヴィッドでは「リ・ヴィッド認定 乳がん運動指導士」の指導・認定を行っております。
詳しくは事務局にお問い合わせ下さい。


リ・ヴィッドへメール